6月24日~25日に開催された「ポケモンカード日本チャンピオン決定戦2017」のデッキリストが公式ページで公開されました。
公式ページ:日本チャンピオン決定戦2017上位入賞デッキレシピ
今回は公開された上位入賞者8名のデッキレシピを確認し、使われているカードの傾向を調べてみます。
上位入賞デッキ
まずは、どんなデッキが入賞したのかを見ていきます。
- 優勝:サーナイトGX+オクタン
- 準優勝:オーロットBREAK+ネクロズマGX
- ベスト4:グソクムシャGX+ジュナイパーGX
- ベスト4:よるのこうしん(マーシャドーGX入り)
- ベスト8:ゲロゲジュナイパー
- ベスト8:ボルケガメス(ホウオウGX入り)
- ベスト8:マーシャドーGX+ガマゲロゲGX+ルガルガンGX
- ベスト8:ボルケガメス
かなりバラバラです。どれかのデッキが特出して強すぎるといった環境ではなく、バランスが取れてる気がしますね。
サーナイトGXは強いとは思っていたものの、まさか日本チャンピオン決定戦で優勝するレベルのカードだとまでは思っていませんでした。
「闘う虹を見たか」「光を喰らう闇」のGXポケモン
6月16日に発売された「闘う虹を見たか」「光を喰らう闇」のGXポケモンでどれが使われて、どれが使われなかったかを見てみます。
使われたGXポケモン
大会の1週間前に発売された拡張パック3弾「闘う虹を見たか」「光を喰らう闇」の新GXポケモンのうち、上位入賞デッキに採用されていたカードは以下の4種類でした。
- サーナイトGX:1デッキ
- マーシャドーGX:3デッキ
- ネクロズマGX:2デッキ
- グソクムシャGX:1デッキ
- ホウオウGX:1デッキ
上位入賞デッキ8つのうち、3弾のGXポケモンが入っていなかったデッキは1つだけ(ボルケガメスデッキ)でした。3弾のGXポケモンたちの強力さが伺える結果ですね。
ちなみに一番採用されたデッキが多かったのはマーシャドーGXの3デッキでした。
使われなかったGXポケモン
逆に上位入賞デッキに含まれていなかったGXポケモンたちです。
- リザードンGX
- ベトベトンGX
- オンバーンGX
採用されていたポケモンと比較すると、汎用性が少し低く、癖のあるポケモンたちです。
一見オンバーンは使いやすそうに感じたんですが、上位入賞デッキに採用されるほどのカードパワーはなかったようです。
採用率の高いカード
次は採用率の高かったカードを見ていきます。
採用率上位カードリスト
- N:採用デッキ8
- プラターヌ博士:採用デッキ8
- ハイパーボール:採用デッキ8
- バトルサーチャー:採用デッキ8
- グズマ:採用デッキ7
- シェイミEX:採用デッキ7
- カプ・テテフGX:採用デッキ6
- ダブル無色エネルギー:採用デッキ6
- かるいし:採用デッキ6
- こだわりハチマキ:採用デッキ5
- バトルコンプレッサー:採用デッキ5
- ギラティナ:採用デッキ4
- フィールドブロアー:採用デッキ4
- アセロラ:採用デッキ4
- 闘魂のまわし:採用デッキ4
すべてのデッキに採用されたカード
すべてのデッキに採用されていたカードは以下の4種類です。
- N
- プラターヌ博士
- ハイパーボール
- バトルサーチャー
まぁ、細かい説明は不要なカード達ですね。
「フラダリ」 VS 「グズマ」
相手のポケモンを指定してバトル場に引きずり出す「フラダリ」と「グズマ」。どちらも同じ役割のカードですが、「グズマ」の採用デッキ数が7とほとんどのデッキで採用されているのに対し、「フラダリ」は1でした。
発売前は”「フラダリ」の方が使いやすい”や、”「グズマ」の方が自分のポケモンも入れ替えできるので強力”、といったように様々な意見が交錯してました。しかし、実際に日本チャンピオンリーグの上位入賞デッキでは圧倒的に「グズマ」のほうが採用されていました。
環境がこなれていくともう少しばらつきが出るかも知れませんね。
ギラティナ
ポケモンでは「シェイミEX」、「カプ・テテフGX」に次いで採用されていたのが「ギラティナ」です。
「ギラティナ」はBREAKポケモンの特性を無効化する特性を持っています。ピンポイントで「オーロットBREAK」を対策するためのカードですね。どれほど「オーロットBREAK」が警戒されていたのかがわかります。
「ギラティナ」を採用されたデッキが多かったにもかかわらず、準優勝は「オーロットBREAK」を主力に据えたデッキだったというのも驚きです。
まとめ
思った以上に3弾のカードたちが活躍しており、2弾強化拡張環境からは上位デッキが大きく変わった感じですね。
今週末には3弾強化拡張パック「ひかる伝説」が発売されますが、またがらりと環境が変わるのでしょうか?非常に楽しみですね。
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