9/16に開催されたチャンピオンズリーグ2019東京のマスターズリーグ上位入賞者のデッキを色々と分析してみます。
TOP32 デッキ一覧
まずは上位32人のデッキ一覧です。レシピが見つからなかったものは未記載です。
順位 | デッキタイプ | レシピ |
---|---|---|
1 | カラマネロ + ギラティナ | 〇 |
2 | ズガドーンGX + アーゴヨン | 〇 |
3 | マッシブーンGX + ルガルガンGX | 〇 |
4 | アローラナッシー | 〇 |
5 | ウルトラネクロズマGX + カラマネロ | 〇 |
6 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
7 | マッシブーンGX + アローラキュウコンGX | 〇 |
8 | マッシブーンGX + ルガルガンGX | 〇 |
9 | グランブル | 〇 |
10 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
11 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | |
12 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
13 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | |
14 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
15 | マグカルゴGX | 〇 |
16 | ジュナイパーGX + ゾロアークGX | 〇 |
17 | ジュナイパーGX + アローラキュウコンGX | 〇 |
18 | アーゴヨンGX + ツンデツンデGX | 〇 |
19 | カラマネロ + ギラティナ | 〇 |
20 | ウルトラネクロズマGX + カラマネロ | |
21 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | |
22 | ロストマーチ | |
23 | カプ・コケコ + ドンカラス | 〇 |
24 | ウルトラネクロズマGX + カラマネロ | |
25 | ズガドーンGX + アーゴヨン | |
26 | ジュナイパーGX + ゾロアークGX | |
27 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
28 | ズガドーンGX + アーゴヨン | 〇 |
29 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
30 | ゾロアークGX + ルガルガンGX | 〇 |
31 | ゾロアークGX + ダストダス | 〇 |
32 | ゾロアークGX + マグカルゴ |
デッキタイプ別使用者数
デッキタイプ別に使用者数を見ていきます。
ゾロアークGX + ルガルガンGXデッキ
使用者数 10人 / 32人
最大勢力は「ゾロアークGX + ルガルガンGX」でした。
ただ、しっかりと対策が取られていたせいか、意外にもTOP4にはゾロアークGX+ルガルガンGXは残りませんでした。
特にゾロアークGXはルガルガンGX以外との組み合わせでも使われており、全て合わせると14ものデッキで採用されてました。
32人中14人なので、約44%の人がゾロアークを採用するという圧倒的な割合です。
デッキレシピ一例
ズガドーンGX + アーゴヨンデッキ
使用者数 3人 / 32人
次いで使用者が多かったのは「超爆インパクト」で登場したズガドーンGXとアーゴヨンの組み合わせです。
準優勝されたミヤモトさんのデッキもこのタイプです。
対戦の動画を見ていましたが、ズガドーンGXの爆発力がとにかくすごいデッキです。
デッキレシピ一例
ウルトラネクロズマGX + カラマネロデッキ
使用者数 3人 / 32人
「禁断の光」で登場したウルトラネクロズマGXとカラマネロの組み合わせです。
ロストマーチデッキ対策のためか、ギラティナが入っているパターンも増えているようです。
デッキレシピ一例
カラマネロ + ギラティナ(超バレット)デッキ
使用者数 2人 / 32人
フェアリーライズで登場したギラティナをメイン火力にし、その他状況に合わせてピンポイントで刺しているポケモンで臨機応変に戦うデッキです。
優勝者のヒラノさんがこのタイプのデッキです。
デッキ構築の時点で環境を読み切る必要があり、高度なデッキです。使い方が非常に難しそうです。
デッキレシピ一例
マッシブーンGX + ルガルガンGXデッキ
使用者数 2人 / 32人
かつて環境を蹂躙したマッシブーンGXです。
SMレギュレーションになったことにより、「ストロングエネルギー」が使えなくなり弱体化したものの、まだまだ強さは健在のようです。
デッキレシピ一例
ジュナイパーGX + ゾロアークGXデッキ
使用者数 2人 / 32人
ダメカンを2個乗せるという単純かつ強力な特性を持つジュナイパーをメインにしたデッキです。
ロストマーチデッキのようなHPの低いポケモンがメインのデッキに対しては特に有効です。
デッキレシピ一例
これ以降のデッキはすべて使用者1名です。
アローラナッシーデッキ
使用者数 1人 / 32人
トラッシュにある基本エネルギーの種類分ダメージが増加するワザを持つアローラナッシーがメインのデッキです。最大1エネで120ダメージを叩き出せます。また、HPも160と非GXにしては高めなのも強いですね。
デッキレシピ
マッシブーンGX + アローラキュウコンGXデッキ
使用者数 1人 / 32人
マッシブーンGXとアローラキュウコンGXをメインにしたデッキです。ルガルガンGXが入っていないタイプです。
アローラキュウコンGXの特性でビーストリングやカスタムキャッチャー等を状況に合わせてピンポイントで持ってこれるのが強力です。
デッキレシピ
グランブルデッキ
使用者数 1人 / 32人
一躍話題となったグランブルデッキです。
手札をゼロにしてしまえば1エネで160ダメージも叩き出せる強烈なデッキです。
デッキレシピ一例
マグカルゴGXデッキ
使用者数 1人 / 32人
マグカルゴGXが主力のデッキです。
非GXのマグカルゴやマオで山札を操作し、マグカルゴGXの特性でエネルギー加速をするというデッキです。
デッキレシピ
ジュナイパーGX + アローラキュウコンGXデッキ
使用者数 1人 / 32人
ジュナイパーGXとアローラキュウコンGXを組み合わせたデッキです。ラグラージやヨーギラスといった珍しいポケモンが採用されてます。
デッキレシピ
アーゴヨンGX + ツンデツンデGXデッキ
使用者数 1人 / 32人
アーゴヨンGXやツンデツンデGX、カミツルギGX等のウルトラビーストGXポケモンを数種類採用されているデッキです。
ツンデツンデGXの特性ですべてのウルトラビーストへのダメージを軽減できます。
デッキレシピ
ロストマーチデッキ
使用者数 1人 / 32人
超爆インパクトで最大の話題になったロストマーチデッキはTOP32の中に1名だけです。
ほとんどのデッキが対策をしていた中で上位に食い込まれたのはすごいと思います。
カプ・コケコ + ドンカラスデッキ
使用者数 1人 / 32人
カプ・コケコでダメカンをばらまき、ドンカラスで大ダメージを与えるデッキです。
デッキレシピ
ゾロアークGX + ダストダスデッキ
使用者数 1人 / 32人
相手のトラッシュにあるグッズの枚数だけダメージが上昇するワザを持つダストダスが採用されています。
ダークオーダー発売後、流行りそうなデッキタイプです。
デッキレシピ一例
ゾロアークGX + マグカルゴデッキ
使用者数 1人 / 32人
マグカルゴで山札を操作し、ゾロアークGXで引くというコンボを搭載したデッキです。
まとめ
意外にもレックウザGX、ゼラオラGXがTOP32に一人も残っておりません。
レックウザGXはやはりPPマックスが使えなくなったせいで、瞬発力が落ちたのが原因でしょうか。
また、大会中の使用人数が多そうな「ロストマーチ」も勝ち残ったのは一人だけです。
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ドローサポートの採用率
SMレギュレーションになり、これまでメインで使われていた「プラターヌ博士」、「N」が使えなくなりました。
チャンピオンズリーグ2019東京ではどのドローサポートが良く使われていたかを見ていきます。
なお、デッキリストが判明している23名分のデータをもとに検証してます。
シロナ
使用者数:22人 / 23人
平均採用枚数:3.7枚
当然ですが一番ドロー効率の良いシロナが採用率1位です。
平均採用枚数も3.7枚とほとんどのデッキで4枚採用されています。
リーリエ
使用者数:20人 / 23人
平均採用枚数:2.3枚
採用率2位はリーリエです。最初のターンだと8枚までドローできるという追加効果がとにかく強いです。
カプ・テテフGXを入れているデッキであれば、結構な確率で1ターン目に打てます。
ククイ博士
使用者数:11人 / 23人
平均採用枚数:2.1枚
ワザのダメージを20点底上げするククイ博士が採用率3位です。
ゾロアークGX+ルガルガンGXデッキによく採用されています。
ジャッジマン
使用者数:11人 / 23人
平均採用枚数:1.6枚
お互いの手札を4枚にするジャッジマンがククイ博士と同じく採用率3位です。
相手の手札に干渉できるドローソースです。
フウとラン
使用者数:7人 / 23人
平均採用枚数:1.7枚
二種類の使い方ができるフウとランが採用率5位です。
ドロー効率はシロナよりも落ちますが、使い勝手は悪くないカードです。
かんこうきゃく
使用者数:3人 / 23人
平均採用枚数:2.7枚
手札を好きなだけトラッシュしたうえで、5枚までドローできるサポートです。
ズガドーンGXデッキやアローラナッシーデッキなどの、トラッシュを活用するデッキに採用されています。
ロケット団のいやがらせ
使用者数:2人 / 23人
平均採用枚数:1枚
ジャッジマンと同様に相手の手札に干渉できるサポートです。相手の邪魔をするという点では引ける枚数の少ないジャッジマンのほうが優秀です。
モノマネむすめ
使用者数:2人 / 23人
平均採用枚数:1枚
相手の手札の枚数分までドローできるサポートです。あまり採用されていないようです。
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使用者の多かったトレーナーズ
次はよく採用されていたトレーナーズカードです。上位5種類を紹介します。
ドローサポートやボールは対象外としてます。
グズマ
使用者数:23人 / 23人
平均採用枚数:2.9枚
相手のベンチポケモンを引きずり出すグズマが採用率1位です。公開されているレシピでは100%の採用率です。採用枚数も2.9枚とほとんどのデッキで3枚以上採用されてます。
こだわりハチマキ
使用者数:21人 / 23人
平均採用枚数:2.5枚
次いで採用率が高かったのはこだわりハチマキです。GXポケモンは軒並みHPが高いので、コレがないと倒すのが大変です。
レスキュータンカ
使用者数:20人 / 23人
平均採用枚数:1.6枚
ポケモンを使いまわせるレスキュータンカが採用率3位です。
コレがないとメインポケモンを倒されてそのまま戦えなくなることもあります。
フィールドブロアー
使用者数:14人 / 23人
平均採用枚数:1.1枚
スタジアムやどうぐを破壊できるグッズです。採用枚数はほとんどの場合が1枚だけです。
アセロラ
使用者数:12人 / 23人
平均採用枚数:1.7枚
ポケモンとついているカードを全て回収できるアセロラが採用率5位です。
ゾロアークGX+ルガルガンGXデッキではかなりの割合でアセロラもセットで採用されてます。ルガルガンの特性を使いまわせるので強力です。
まとめ
来月にはダークオーダーが発売されるため、また環境はがらりと変わりそうです。
ただでさえ使用率の多いゾロアークGXですが、ダークオーダーで悪が強化されてさらに使用者が増える可能性がありますね。
10月中旬からは「シティリーグ」が始まるので、環境がこれからどう変わっていくのかが非常に楽しみです。
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